このブログ「Road to 千葉御三家」では、中学受験における千葉御三家(渋谷幕張中・東邦大東邦中・市川中)を目指す受験生とその親御さん、さらにはその指導に当たる先生方のための情報を発信しております。
みなさんこんにちは!
今回は、「渋谷教育学園幕張中学校(通称「渋幕」)」を目指す受験生やその親御さん向けに、学校理解を深めるためにぜひ読んでおきたい書籍を5冊ご紹介します。
渋幕は“進学実績がすごい学校”というイメージだけで語られることも多いですが、実はその教育方針や校風には、独自の魅力と哲学があります。
この記事では、そんな渋幕の“内側”を知るための良書をピックアップしているので、ぜひ最後まで読んで見てくださいね!

Contents
【1冊目】『中学受験 注目校の素顔 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校(学校研究シリーズ9)』
まずは、渋幕の全体像をしっかり把握したいならこの一冊。
教育理念の「自調自考」が、日常の学校生活でどう実践されているか、生徒・保護者・教員それぞれの視点で具体的に紹介されています。説明会では聞ききれない“リアルな空気感”が伝わってきますよ。
「渋幕ってどんな学校なんだろう?」という疑問には、まずこの本で答えが見えてくるはずです。
【2冊目】『旧名門校 VS 新名門校 今、本当に行くべき学校と受験の新常識がわかる!』
「名門校」と一言で言っても、いまの“名門”は昔とは少し違います。
この本では、開成や麻布といった「旧名門」と、渋幕や渋渋といった「新名門校」を比較しながら、時代に合わせてどんな教育が求められているのかを掘り下げています。
渋幕を志望校にするご家庭にとって、「なぜいま渋幕なのか?」という問いへの答えが見つかるかもしれません。
【3冊目】『伝説の校長講話 - 渋幕・渋渋は何を大切にしているのか』
渋幕・渋渋の創立者であり前校長でもある田村哲夫先生による講話集です。
この本を読むと、渋幕の根っこにある価値観、「教育とは何か」「なぜ自由が大事なのか」といった哲学に触れることができます。
“校則がゆるい=自由”ではなく、“生徒が自律する力を育てる”という本質を知ることができ、学校選びの軸がより明確になる一冊です。
【4冊目】『教えて!校長先生 - 渋谷教育学園はなぜ共学トップになれたのか』
こちらも田村哲夫前校長による対話形式の本。やわらかい語り口なので、教育の専門書というよりは、エッセイ感覚で読めます。
「どうして渋谷教育学園(渋幕・渋渋)は、共学でここまで伸びたのか?」というテーマを中心に、学校運営の裏側や、生徒にかける言葉の重みが丁寧に綴られています。
“校長先生の考え”を知ることで、「渋幕の本当の姿」が見えてきますよ。
【5冊目】『ルポ名門校 - 「進学校」との違いは何か?』
渋幕だけでなく、全国の“名門校”をルポ形式で紹介した一冊。
この中では、渋幕の授業風景や、生徒たちの様子、先生の話などが、ドキュメンタリーのように描かれています。「説明会では見えない部分」に興味がある方にぴったり。
ほかの名門校との共通点や違いも見えるので、渋幕の“個性”がよくわかるのもポイントです。
おわりに:学校を知ることは、合格への第一歩
渋幕を目指すにあたって、「勉強法」や「過去問演習」も大切ですが、それと同じくらい「学校を深く知ること」も大切です。
それは、入試問題が学校の教育理念とつながっているから。どんな子を求めているのか、どんな力を伸ばしたいのか。その背景を知っておくことで、受験の取り組み方も大きく変わってきます。
ぜひ、今回ご紹介した5冊の中から、まずは気になるものを手に取って読んでみて下さいね。(できれば5冊すべて読んでおきたいところです。)

.
というわけで、少し長くなりましたが読んで下さってありがとうございました!
このブログでは、渋幕をはじめとした「千葉御三家」を目指す受験生・親御さん(+その指導を行う先生)に向けた情報を発信していますので、また読んで見たいなと少しでも思えたら、ぜひブックマークなどしてみて下さいね。
また、ブログの更新情報等をつぶやいているX(旧twitter)もやっているので、よかったらフォローしてみてくださいね。
【X(旧twitter)】
ではでは今回はこのあたりで。ありがとうございました!